今回は意外と知られていないリードの湿らせ方(咥え方)を投稿します。
楽器を組み立てるときにリードケースからリードを取り出して口に咥える。
多くのサックス奏者が行っている動作です。
何気ない動作ですが、咥え方一つで吹き出しからの快適さが全然変わってきます。
【結論】リードの裏面と舌が接するように咥えよう!

リードがマウスピースのテーブル面と接地する面を舌で湿らすことでマウスピースとリードがより密着して快適な吹き心地が得られます。
【実践】マウスピースとリードの密着がなぜ大事なのか
マウスピースとリードの密着性の重要性については以下の実験で確認することができます。
【用意するもの】
・使い古したリード(新品だと勿体ないので)
・紙やすり(#240程度)
ヤスリでなくてもリードが削れればなんで
もオッケーです!
・いつも使用している楽器一式

①リードの裏面(マウスピースのテーブルに接地する面)を軽く擦る。
画像で示しているような赤鉛筆で示す部分は特に効果(悪い意味で)があります。
②吹いてみる
文面だけでもめちゃくちゃ吹きにくい(激しく息もれする)ことが容易に想像がつくと思います。
実験例ほど酷くはないですが十分にリードのマウスピースのテーブル接地面が湿っていない場合も同様のことが起こっています。
唾液が少なめな方は水道水等で軽く濡らしてあげるとよいでしょう。
最後に。。。
別記事で書こうと思っているのですがリードの裏面が湿っていても赤鉛筆で示した部分がマウスピースと密着していないと吹き心地最悪です(前見出しのリードの画像参照)。
リードとマウスピース、両方とも精度が出ていないと快適に演奏することが難しくなります。

(↑最近研究中のMPCです。)
リードとマウスピースの精度について、なかなか文章だけではお伝えすることが難しいテーマです。。。
もっと知りたい方は是非ライブやレッスンで会いに来てください!
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