リードを整える道具について④リードカッター編

道具ネタ

今回もリードネタです。
続編記事になりますので記事をお読みでない方はこちからどうぞ!
その①ダイヤ砥石編
https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool01/

その②精密ヤスリ編
https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool02/

その③デザインナイフ編
https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool03/

道具紹介

私がリードを整える時に使う主な道具はこんな感じです。
・ダイヤ砥石(前々々回)https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool01/
・精密ヤスリ(前々回)https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool02/
・デザインナイフ(前回)https://naomichisaxophone.com/sax-reed-tool03/
・リードカッター(今回!!!)
今回はリードカッターをご紹介します。


リードの保管に関してはこちらの記事も合わせてどうぞ!
https://naomichisaxophone.com/reusinghumiditycontrolpacksforwoodwindreeds/

マーカー製のリードカッターを使おう!

マーカー製のリードカッターが現時点で一番おすすめです!
↓アルト用はこちら!

↓テナー用はこちら!

約1~2万円。。。
かなり高めなお値段ですが丁寧に使えば一生使えると思われます。
(9年くらい使ってますが今のところ壊れる気配ありません)

購入時の注意点(切れ味確認)

私は遭遇したことはないですが切れ味がいまいちでうまくカットできない個体も存在するそうです。(知人談)
購入前に出品者へ切れ味を確認してもらうか、購入後自分で確認後、ダメそうであれば返品しましょう。

使用時の注意点

一生使えるはずですが前提として丁寧に使用する必要があります。

・使った後は布(眼鏡拭き等)で拭く
 吹いてる途中でリードカッターを使用する場合、唾液がカッターに付着します。
 唾液に含まれる塩分は錆のもとなので切ったらすぐ拭いてあげましょう。

・レバーを上げすぎない
 必要以上にレバーを持ち上げると刃が潰れてしまいます。
 そうなると切れ味がガタ落ちで使い物にならなくなりますので注意してください。
 (中には研いで修正される方もいらっしゃいますが私含め普通の人はできないです。。。)


他のメーカーのリードカッターについて

マーカー社製以外にも何社かリードカッターを出しています。
ロンディーノ社は普通に使えますがプラパーツが使われていてちょっと安っぽいです。
(個人の感想です)
僕が所有しているものは切れ味自体は悪くいないのですが長く使うことを考えて
フルメタルボディのマーカー社製を使っています。


ロンディーノ社(アルト)

ロンディーノ社(テナー)

中国製の安くて怪しいリードカッターは気にはなっているのですが
まだ購入する勇気がありません。
ご要望の声が多ければ人柱になります!(笑)
マーカー製のリードカッターのコピーや怪しい1000円台のリードカッター。。。
気になる方は是非コメント等お待ちしてます!

リードカッター使い方・使うタイミング

通常リードカッターの使い方は
①付属のバンドで固定する
②つまみを上げてカットする
です。
もっといい感じにカットする方法もあります(レッスンでお伝えしてます)。
左右バランスよく切ることが大事なのですが意外とコツがいります。
レッスンのリンク↓
https://naomichisaxophone.com/sax-lesson-kyoto/

使うタイミングは
・リードが縦に裂けかかっているとき
・吹き心地が軽すぎる時(リードが薄く感じる時)
です。
根元からヘタッて薄く感じる場合はどうしようもないですが新しめのリードで薄く感じる場合はかなり有効です。
ヤスリやデザインナイフで薄く作りすぎた場合も使用をおすすめします。

まとめ

今回はおすすめのリードカッターのご紹介・使い方・使う用途のご紹介でした。
一つ買っておけば一生使えるのでおすすめです(ちゃんと手入れして使用すればですが)
是非使ってみてください!

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