予備のストラップを持とう!

4.0
道具ネタ

皆さんは予備のストラップを持ってますか?
僕は持ってなくて焦ったことが何回かあります。。

意気揚々をスタジオに行ったら
ストラップを忘れててめちゃくちゃ
焦ったことが何回かあります。
そんな経験をする前に!!!!!
皆さんは予備のストラップを持っておくことをお勧めします。
自分以外にも現場で困っている人がいたら貸してあげられるのもメリットですね!

今回は予備で持っておくのに適したストラップをご紹介します。

予備のストラップに求める条件


予備のストラップで一番大事なのは
・楽器ケースにコンパクトに収まること
・強度があること(当たり前ですが)

この2点に尽きます。

理想は普段使っているストラップを予備でもう一つ持っていることですが
多くの方が複雑な形をしたタイプを使われていると思います。
首の負担を軽減するのには適していますが非常用として持っておくには
向いてないです。
年一で使うか使わないかの予備ストラップに貴重なケースのスペースを分けるのは
勿体なすぎます。

おすすめストラップ

D’Addario WoodWinds サックス用ストラップ

↓ソプラノ・アルト用


↓テナー用※バリトンでの使用はおすすめしません。

ダダリオ サックスストラップのメリット

メリットは3つあります。
・安い!
・スナップフック
・ペラペラ

①安い!
円安にも関わらず2000円前後で買えちゃいます。
アマゾンで中華製の謎ストラップをよく見かけますが
ちょっと怖いですよね。。。
有名ブランドのダダリオなら信頼できます※。
※とは言っても耐久性は長年使ってみないとわからないので
危険性があった場合はこちらでお知らせします。

②スナップフック

↓不注意の落下を防げるスナップフックを強く推奨します。


高校生の時に釣り針型のフック(ヤマハ純正ストラップ)を使っていたのですが
かがんでいるときにストラップが外れたのに気づかず、楽器を落下させてしまった
悲しい経験があります。
スナップフックならその心配はありません。
またダダリオは釣り針型のフックでもストラップを販売していますが
おすすめしません。

↓釣り針型のフック

楽器本体のリングが削れるリスクと落下リスクがあります。
輪ゴム等を使って落下リスクをなくすこともできますが
楽器を脱着するときにいちいち気を付ける必要があるので
僕には向いてませんでした。
ただ音は良い(鳴りがいい!)のでリスクを取れる方はよいかもしれません。

③ペラペラ
ダダリオのストラップは画像でみてわかる通りペラペラです。
楽器ケースのお手入れスペースに入れてもよし、譜面スペースに入れてもよしで
携帯性抜群です。

デメリット

・長時間の演奏に向かない

・紐が交換できない

①長時間の演奏には向かない
長時間演奏すると当然首に負担がかかります。
ダダリオのストラップはパッド等何もついていないので長時間演奏していると
首を痛めるリスクがあります。
普段ブレステイキング等、首を痛めないタイプのストラップをお使いの方は
かなりしんどく感じます。
襟付きのシャツやタオルを首にかけてからストラップをかけると
軽減されますが違和感はしばらくあります。
私の場合ですが1時間弱吹いていると気にならなくなります。

②紐が交換できない
現在主流になりつつあるバードタイプのストラップはレンチで紐が外せて自分で交換できます。
ダダリオのストラップは交換できないので使い古した時に丸ごと買い替えになります。
ただそもそも安いので交換する手間を考えれば購入したほうが良いという考え方もできます。

番外編

旧 ウッドストーン ストラップ

メリット

・平たいので楽譜を仕舞うスペースに収納できる(ダダリオより嵩張らない!)
・ダダリオのストラップより首が痛くなりにくい(気持ち程度ですが)

残念な点
・廃盤
・釣り針型のフック(チューブ付き)

本当は昔(5年くらい前)6000円くらいで売っていたウッドストーンの
ストラップをご紹介しようと思い本記事を書こうとしたのですが
まさかの廃盤でした。。。

もしメルカリ等のフリマアプリで安く売られてるのを見かけたら
買いですね(僕も探してます 笑)

ストラップを忘れた時の最終手段

ストラップを忘れた時、しかも予備もない!!!!
そんな日がいつか来るかもしれません。
僕は3回ありました。。。笑(バンドリハでやらかした時はめっちゃ焦りました)
しかしそんなシチュエーションでも以下の方法で乗り切ることができました。

楽器ケースの肩掛けに使われている紐を使います。
(GLケースやシャイニー等ケースに金具がついているタイプでしか使えません)
もちろん普通に使えるわけではないです。デメリットがあります。
・ストラップとしては長すぎる
・楽器本体のリングがカラビナより弱いので削れるリスクがある
・肩掛け用なので首にフィットしない

①ストラップとしては長すぎる
当然ですが紐の長さを最短にしたとしてもストラップとしてな長いのでかろうじて使えるレベルです。不快感半端ないです。

②楽器本体のリングがカラビナより弱いので削れるリスクがある
楽器本体のリングは真鍮なので当然カラビナのほうが強度があります。
したがって使用すればするほど楽器本体のリングが削れます。最悪ちぎれます。
多用するものではありません。

③肩掛け用なので首にフィットしない
肩にかけることを想定して作られています。
首には全然フィットしないので不快感+不安感があって全然演奏に集中できません。

本当に最終手段ですのであくまで知識として知っておくに留めたほうがよいでしょう。

まとめ

今回は予備のストラップのご紹介+最終手段のご紹介でした。
予備のストラップはいざという時に役立ちます。
自分には必要なくてもサックス仲間が困っているときにも役立つときが
来るはずです!
(自分は友達にも貸したことがあります 笑)

ぜひ予備のストラップをご検討ください!

D’Addario WoodWinds サックス用ストラップ

↓ソプラノ・アルト用


↓テナー用※バリトンでの使用はおすすめしません。

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