今回は当ブログで大変人気のある人工リードレビューです。
人工リードの定番、レジェールから販売されている人工リードをレビューします。
過去の人工リードレビューはこちら↓
【結論】硬さは2.75~3.0がおすすめ【レジェール アメリカンカット】
結論から申しあげますと実際に購入を検討される方には2.75~3.0の硬さをおすすめします。
人工リードあるあるなのですが生のリードの表記より1段階かそれ以上に番手を落とさないと硬すぎて演奏にならないです。私は生リードなら割となんでも使えるのですが、それは調整ができるからです。青箱の4番や実験的に2番も使用します。
今回ご紹介するレジェールは調整が生リードのようにはできません。※
※裏技がないことはないのですが危険なので当ブログではあえてそれは取上げません。
気になる方は直接会いに来てください。
実際に使ってみた感想
以下の点について順にお伝えします。
・吸水性
・調整性(カスタマイズ性)
・耐久性
・ファズトーン
・0スタート
・個体差
・これまで取り上げてきた他の人工リードと比較した感想
実際に使ってみて上記の点から感想をお伝えしていこうと思います。
吸水性
レジェールは吸水性はないようです。ただマウスピースのテーブル面とリードが接する部分は
密着したほうが良いので生リードと同じように軽く湿らせてあげたほうがよいです。
唾液が少ない方にとってはリードに水分を持って行かれないのでよいかもしれません。
調整性(カスタマイズ性)
調整は難しいと思われます。知人から裏技を教えていただいたのですが私には面倒すぎて
断念しました。やってもいないことをお伝えするのも変なので当ブログでは記載しません。
どうしても知りたい方は会いに来てください。
(知人の方は飲みに行ったときにでもお聞きください 笑)
リードカッターの使用は可能ですがハート部の調整が困難(ささくれ立つ)なので
結果的にバランスが取れないのでおすすめしません。
人工リードなので生リードほど個体差はありませんが選定して無調整で使用することを
前提に購入したほうがよいです。
耐久性
買って半年とちょっとですが週一回30分程度の使用であれば余裕で使えてます。
まだまだヘタらなさそうです。
他の人工リードもそうですが値段が高いだけあって耐久性は高めです。
フラジオやファズトーン、スラップタンギング等、リードに負担のかかる奏法を
生リードで練習したくないときは重宝してます。
ファズトーン
そこそこ鳴りやすいです。
フロントFからフラジオ域のCまで鳴らすことができます。
生のリードなら破綻するのでは?みたいな無茶な吹き方でも
鳴ってしまうのが怖い点です。
0スタート
生に比べると細かい調整ができないのでちょっと厳しいです。
一番下のB♭をpppで始めるような表現をお求めの方は購入しないほうが無難かもです。
弱音が求められない場所では気にならないのであれば全く問題ないです。
(Funkセッション等)
個体差
人工なので生と比べると振れ幅は少ないですがお店で何枚か試奏させて
頂いたときは個体差を感じました。
基本的な感覚は一緒なのですがファズトーンのかけやすさが違いました。
おそらくですが先端部分の厚みが極わずかに違うのかもしれません。
原則調整が効かないので試奏をおすすめします。
(割となんでも吹けちゃう方はアメリカンカットの2.75あたりを
ネットで買っちゃうのもありです)
硬さの番手も色々試したのですがアメリカンカットの3やシグネチャーの3も
悪くなかったです。
アメリカンカットの3は割とどんな吹き方でもファットでジャジーな音がします。
ハイバッフルのマウスピースでもオットーリンクを使っているような感じです。
雑味があってワイルドな鳴り方をしてくれました。
デフォで太いので音色の幅を持たせるのに苦労しそうだと
判断し購入を見送りました。
シグネチャーの3は最後まで購入するか非常に迷いました。
わざとらしい音色ではなく生に近い自然な鳴り方をしてくれる印象でした。
購入したアメリカンカットの2.75と比べ若干ファズがかかりにくいと
判断し購入を見送りました。
購入しませんでしたが良いリードだと思います。
こちらが好みの方も多いと思います。
シグネチャー3の試奏もおすすめです。
これまで取り上げてきた他の人工リードと比較した感想
これまで何本か人工リードのレビュー記事を投稿してきました。
ではその中でどれが一番いいのか?について現時点での感想です。
正直に申し上げるとあくまで生リードの代用品でしかなくできることなら
ずっと生リードを使っていきたいと考えております。
生リードでなくてもよいシチュエーションで積極的に使って行こうという
姿勢です。
ソプラノ:該当メーカーなし。生が良いです。私はソプラノには特殊奏法は使わないので下からフラジオのGまで出てくれればよいと思っています。
アルト:おすすめメーカーあり。そのうち当ブログでも取り上げるかもしれません。
品薄であるため現時点では紹介を控えます(そのうち供給が増えると思うのでその時に
ご紹介する予定です。今すぐ知りたい方は直接会いに来てください。)。
テナー:レジェール アメリカンカット 2.75
ほぼ調整できない製品ですが現時点では一番ファズがかかりやすく優秀なリードです。
シルスタのアルタは調整が決まればよいですが吊るしでそのままはおすすめできません。
ダダリオのヴェンは。。。
気軽に購入出来て(供給がしっかりしている)比較的そのまま使える製品として
レジェール アメリカンカット 2.75がおすすめです。
生リードで
・バンドレン青箱3
・ダダリオ ジャズセレクト 3S~3M(オーガニック)
・リゴッティ ジャズ 3 1/2
・ラボーズ medium hard
・ロベルト 3.0H~3.5M
上記のメーカー・番手を使用している人は2.75くらいがちょうどよいのではと思います。
注意点
人工リードは生リードに比べてストライクゾーン(そこそこまともになってくれるポイント)が広いです。なのでアンブシュアが未熟でもある程度鳴ってくれます。
こんな吹き方したら絶対リードミスするだろ!みたいな吹き方をしても人工リードなら
破綻しないのが恐ろしい点です。
破綻しないと聞くといいように思えますが破綻寸前の表現を使うことが困難になります。
表現の幅が狭くなるのであまり良いことではありません。
耳コピをしたときに苦労します。僅かにかかっているファズや小さい音で始まるフレーズ等生リードで演奏されていた時代の演奏をコピーするときに後悔するでしょう。
生リードがある程度扱えるようになってから人工リードに手を出すことを強くお勧めします。
生リード以上に良い人工リードが登場すれば別ですが。。。
まとめ
今回はレジェール アメリカンカット2.75【テナーサックス用】のご紹介でした。
テナーサックス用では現時点で一番の選択肢だと考えています。
(まだまだ生リードの代用品の域を出ませんが)
ある程度生リードに慣れている方で人工リードを試してみたい方にはおすすめです。
役立つ場面は確実にあります。
是非試してみてください。
今回もご精読ありがとうございました。




コメント