今回は自戒を込めての投稿です。。。
皆さんはネックジョイントをクロスで拭いていますか?
多くの方はサックスを仕舞う時に拭かれるのではないでしょうか?
今回はサックスを組み立てる時にもネックジョイント部分を
クロスで拭く重要性をお伝えしようと思います。
組み立て前にもネックジョイントを拭く目的
ネックジョイント部分に傷が入ることを防ぐためです。
演奏する場所の環境によりますが砂埃がネックや本体に付着している場合があります。
そのまま組み立ててしまうとネックも本体も砂埃が噛んで傷つけてしまいます。
なぜネックジョイントに傷が入ってはいけないのか?
理由は大きく2つあります。
・ジョイント部分に傷が入ると密着率が下がる
・テンションが下がる(経験者談)
①密着率が下がる
ネックと本体は密着していることが望ましいです。
メカニカルな側面でサックスを快適に
演奏する条件の一つとして
いかに振動を殺さないようにするかが課題になります。
キーがちゃんと塞がってるかとかよく挙げられますよね!
それを突き詰めると下記のようなサックスに行きつきます (笑)

(https://www.musicmedic.com/keyless-overtone-saxophone.html より引用)
まさかのAmazonでも売ってました (笑)
135,592yen…どなたかお持ちの方いらっしゃいましたら是非吹かせてください!!!(笑)MUSICMEDICさんのHPから直接購入したほうが安いと思います!
演奏している動画も発見しました!
めっちゃ吹きやすそうですね!
(オーバートーンしかできませんが。。。(笑))
これを使う分には調整がされてないから最低音が出ないなんて言い訳はできないです(笑)
話が逸れましたがネックジョイント部分に傷が入ると
密着率が下がる=振動が伝わりにくくなる
ことになるのでそれを予防するためにも組み立て前にクロスで汚れを取り除きましょう!
②テンションが下がる(経験者談)
私自身がこのやらかしをしています。
やらかしたあの日以降、むき出しになった地金を見てはため息をつく毎日。。。
現在傷は酸化し黒ずんで目立たなくなったものの心のダメージはそのままです。。。
みなさんはこうならないことを切に願います。。。
中古楽器を購入する時も気を付けよう!
中古の楽器(特にビンテージ!!!)にも時々この傷が見受けられます。
実際に吹いて気に入れば良いと思いますがあまり購入はおすすめしません。
まとめ
今回は組み立て前にネックジョイント部分をクロスで拭いてあげる重要性をお伝えしました。
私のような悲しきサックス吹きがこれ以上増えないことを祈ってます。。。
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